筋トレの代わりにストレッチでダイエットになるのか?

ダイエットしたいけど筋トレが辛くてやりたくないから、代用にストレッチで良いか?

 

結論として

いいえ。ストレッチだけではダイエット効果は望めません

何故か?

ストレッチは身体の柔軟性を上げる為にあるからです。

原理として

脂肪燃焼の為に必要なのは消費カロリーを増やす事です。しかし、ストレッチは筋肉の柔軟性を上げる行為であって消費カロリーを上げるものではないのです。

多くの方々が陥っている罠でもあるのですが、ストレッチを行うことでその部位の筋肉が伸ばされます。そうすることで何となく伸びている部位の脂肪が燃えているんじゃないかな〜と勘違いしてしまうのです

大半の方々がヨガインストラクター達の姿を見てストレッチすることで痩せると勘違いしてしまうのでしょう。しかし誤解してはならないのが、インストラクターの方々もダイエットの為に身体の柔軟性を高めることに集中しているだけではありません。当然ながら引き締まったボディを保つために食事管理もきちんと行っています。

ダイエットは基本的に食事管理と運動によって決まります。

もちろんストレッチが全く意味のないものと言っている訳ではありません。

ストレッチを行うことは身体の可動域を正常に保ち、筋トレや有酸素運動を継続していく面で重要なファクターです。

大事なことは何の目的で行っているかを常に考えることです。

具体的な対処について

ダイエットには基本食事管理が大切と説明しましたが、当然それだけではならず理想の身体を目指す為にはバランス良くトレーニングも必要なります。

ここでは食事管理もそうですが、まずは運動が中々習慣にならずダイエットが滞ってしまう初心者の方向けの対処を紹介したいと思います。

筋トレ方法は初心者から上級者用と様々にプログラムがありますが、まずは運動を継続する習慣を身につけなければなりません。

有酸素運動よりも筋トレが良い理由は以前の記事でも紹介しているのでそちらを参考にしてもらえればと思います。)

まずはたった一つの種目だけで良いです。この一つの種目を習慣化してしまいましょう。

例えばこのような感じで

例)仕事から帰ってきたらスクワットを毎日5回

朝起きたら腕立て伏せを毎日5回

などと場所と時間そして種目と回数をあらかじめ決めておき、このルーティンを守るという形で継続してゆくのです。(2つやらなければいけない訳ではありません。)

管理人のお勧めはスクワットです。脚の筋肉量は面積が多いので代謝を上げやすいのです。私自身もこれで太っていた時期から脱却しました。

継続していく内に場所依存性と時間感覚が身体に染み付いてゆき、何も考えずに「その時間と場所に来たら行う」という癖が自然になっていきます。

段々と自分の中にトリガーが作られ、やらないと気持ちが悪いという感情が生まれるまでいったら立派な習慣になったと言えるでしょう。

上記の種目は例ですが、回数や種目はご自身が「これなら出来る」というものを設定しましょう。

最初からハードルの高い目標を設定してしまうと挫折する可能性があるので、必ずご自身に合ったものにしましょう。

完全に慣れてきたら負荷の調整に入れば良いので、まずは継続することを大前提に行いましょう。

 

まとめ

ダイエットするなら、ストレッチよりもまずは運動を習慣化しましょう。

ルーティン化後の負荷調整やバリエーションについてはまた後日触れていきます。

Good muscle training life