ダイエットにおける筋トレと有酸素運動の作用について

ダイエットの時は脂肪燃焼に最適なのは有酸素運動だからランニングやウォーキングを重視するべきか?

 

結論として

いいえ!ダイエットには筋トレの方が効率が良いのです。

 

何故か?

レーニングの方が、運動後においても代謝の高い状態を長く保てるからです。

 

原理として

レーニングを行うことで筋肉へのダメージが蓄積されます。

すると損傷を負った筋繊維を修復する為に通常以上のエネルギーを必要とします。つまり摂取した糖質や脂質エネルギーが筋肉の栄養と運動により枯渇したエネルギー補充として使われるのです。

運動する→筋肉へダメージ、筋肉内のエネルギー枯渇→筋肉への栄養合成効率上昇→栄養補給(食べる、飲む)→筋肉の成長、修復、エネルギー充填

このサイクルにより運動後でも筋肉への栄養吸収力が高まり、結果として食べても太りにくい体質が確立され、筋肉が身体に残り余分な脂肪が燃焼されて徐々に肉体が引き締まってゆくのです。

これをボディメイクとも呼びます。

一方で有酸素運動を行い続けるとどうなるかと言うと、運動している間は筋トレのようにエネルギーを消費しますが、運動終了後はそれほど代謝効率は変化しません。

これは筋肉へのダメージ効率が少ないことを示します。

いかにして筋肉への負荷を運動中に高められるかで代謝効率が変化し、その後の身体の新陳代謝を決めるのです。

その代わりに有酸素運動では呼吸機能(心肺機能)が鍛えられ、継続することで肺活量を強くできるというメリットもあります。

単純な基礎体力や競技パフォーマンスを高める場合などにおいては、有酸素運動は効力を大きく発揮します。

 

どんな運動が良いか?

代謝を上げるとなると、なるべく筋肉の面積が多い身体の部位を鍛えてゆくことが前提となりますので、下半身に重点を置いてトレーニングする方が効率的と言えるでしょう。

具体的にはスクワット、足幅を広げて行うワイドスクワット、片足で行うブルガリアンスクワットなどがおすすめです。

管理人のおすすめはブルガリアンスクワットです。片足で行うことでバランス感覚の向上や、片足で行うために負荷効率も高くなり、時短トレにもなります。

(種目のメリットやセット数の習慣化については、また次回お話しします。)

 

 

まとめ

ダイエットで身体を引き締めたいなら有酸素運動でなく、筋トレを継続しましょう。