社会人トレーニーが考察する「筋トレにおけるアイソメトリクスについて」

筋トレで言う、アイソメトリクス運動とは何か?

 

結論として

一定の関節角度で静止した状態を保つことです。

 

何故止める必要があるのか?

静止した状態で筋力を発揮する時の出力は大きな負荷になるからですね。

 

筋活動様式について

筋トレには主に三つの筋活動様式があり、

筋肉が縮みながら力を発揮するコンセントリック

筋肉が伸びながら力を発揮するエキセントリック

筋肉が一定の角度で静止したまま力を発揮するアイソメトリクス

という三つの活動タイプが存在します。

この中で最も大きな負荷が生じるのはエキセントリック(筋肉が伸張する動き)活動、次に負荷が高いのがアイソメトリクス(筋肉が静止している時)一番負荷が弱いのがコンセントリック(筋肉が収縮する動き)となります。

 

レーニングにおける必要性

確かに筋肥大、筋力アップという目的においてはコンセントリック(収縮)やエキセントリック(伸張)な動きをメインとなっていますが、

アイソメトリクスは十分なトレーニング効果があり、筋力向上トレーニングにおいてバリエーションの一つでもあるのです。

私自身はホームトレーニーですが、懸垂や腕立て伏せなどアイソメトリクスを取り入れることで回数が伸びた経験があります。

メリット

関節に優しい

時短で終わらせられる

筋力向上に繋がる

 

デメリット

筋肉全体を鍛えるのが難しい

筋肥大には遠回り

フォームを間違えると目的部位に負荷が入りにくい

 

他にも利点や欠点はあるでしょうが、大きな要因を表すならこんな感じでしょうか。

 

まとめ

以上を踏まえて

アイソメトリクストレーニングが向いてる人

日常での純粋な筋力を底上げしたい

日々のトレーニング時間の確保が難しい

怪我を負ってしまい、一時的なリハビリトレーニングしたい

アイソメトリクストレーニングが向いてない人

筋肉量をどんどん増やしたい

ダイエットとしてトレーニングを活用したい

 

自分の運動目標に合わせて、うまく取り入れていきましょう。