多忙社会人トレーニーが伝えるチンニング技術 #2

懸垂が一回も出来ない場合、まずはアームカールなどで腕の筋力を上げた方が良いか?

 

結論

→地面からジャンプしてでも懸垂をやるべきです。

理由

→実践の方が純粋に使われる筋肉が鍛えられるから。

具体的に

→アームカールやバーベルカールなどで上腕二頭筋を刺激しても、実際に身体を鉄棒にぶら下ってる状態から上げる時に使われる筋力は、同じ上腕二頭筋の力でも発揮される筋力が微妙に違います。

地に足をつけた状態で行うアームカールはダンベルを下から上へと引っ張る運動ですが、チンニングは頭上にある鉄棒を下へと引っ張る運動なので、同じ二頭筋が収縮する動きでも感覚が全然違います。

 

初心者の内は、地に足を着いた状態でジャンプして身体をバーに近づけゆっくり3〜4秒掛けて身体を下ろすのを連続で繰り返して行っていきましょう。

するとある時ふと1回、2回と身体を上げれるようになります。

 

もちろんダンベルカールやバーベルカールも上腕二頭筋を刺激するスタンダード種目なので、全く意味がない訳ではありませんがチンニングを最短でクリアする目的の場合は、最初からバーにぶら下がって慣れていった方が自然と腕の力も負荷に慣れ身体を上げれるようになります。

 

まとめ

→懸垂が出来るようになりたいなら、最初から鉄棒にぶら下がって練習する。