時間が少ない社会人トレーニーが考察するチンニング技術

懸垂で背中を鍛えたいが、トレーニングしていると広背筋ではなく腕ばかりが疲れて背中の発達が悪い場合どうしたら良いか?

 

結論

→グリップの握り方を見直すことです。

理由

→握り方で背中への刺激の入り方が全然違う。

具体的に

→まず親指も絡めてガン握ってる場合(サムアラウンドグリップ)、どうしても人間の握力上無意識の内に親指側(人差し指、中指含む)で強く力を込めて握ってしまいます。

すると筋膜連鎖の繋がり上、身体の前面側(上腕二頭筋三角筋、大胸筋へと含む)の筋肉へと負荷が入ってしまいます。

けれども狙いたい広背筋は背面側の筋肉です。背面側の筋肉へと繋がりを強くしたい場合はグリップを小指側で強く握る(小指、薬指)必要があります。

手の小指側の筋肉は筋膜連鎖線上〜前腕の尺骨側を通り上腕三頭筋を通って広背筋へと繋がります。

広背筋を狙う場合は、親指を絡めず握る(サムレスグリップ)必要があるのです。

 

まとめ

チンニングで背面側の筋肉をより鍛えたい場合は、サムレスグリップで握る。

腕も含めて上半身全体を連動して鍛えたい場合は、親指をサムアラウンドグリップで握る。